これが僕ですよ

蒸し餃子

蒸し餃子
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国籍:中国
星座:ひつじ
血液:O型
住所:スワトウ→珠海→神戸→広州

趣味:読書・漫画・アニメ・ゲーム・日本語・バドミントン…

モットー:やらずに後悔するよりやって後悔する

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人生の一課(その2)

 感謝の気持ちを込めて、ゾンセンさんとの会話をここに記録しておこう。(Z:ゾンセンさん D:蒸し餃子)

(1)国際結婚について

 D:(中国人の女性が)結婚して日本に行ったら、ほんとうに幸せになれるでしょうか?ニュースでときどき、中国人の妻が日本の生活に慣れず、パニックに陥ったりすることを聞いてますよ。ここにきた女の子たちはみんな深く考えてないようですけど。

 Z:深く考えないほうがいいよ。いろいろ想像しても、実際結婚して生活して、え?違うなぁって思うだろう。私は結婚して三十年も生きてきたからわかるよ。

 D:普通の夫婦はそうかもしれませんが、これはふるさとを離れて日本に行くんですよ。ホームシックを感じたり、さびしいじゃないですか。

 Z:心さえ独立すれば、家族と同居しようと、ふるさとを離れようと、関係ないよ。心が独立できなければ、家族に頼りすぎると、たとえ親と一緒に住んでいてもダメなんだよ。

(2)中日関係について

 Z:過去のことももちろん重要だけど、今からどうすればいいか、それがもっと大切なんじゃないの?日本は確かに六十年前に悪いことをした。でももう反省したんだ。いまさら戦争なんかしないよ。過去にこだわり過ぎると、前に進まないじゃない。アメリカとかに侵食されないため、アジアの国は手を組むべきなんだよ。極端に言えば、アジアは草食動物、アメリカ・ヨーロッパは肉食動物だ。

(3)中国の発展について

 Z:早すぎる。それに、バランスが悪い。豊かなところは日本のお金持ち以上に贅沢する一方、貧しいところは何もない。交通も不便だし、電話もない。日本では過疎化などの問題も抱えているが、必要な公共施設は国民一人一人に行き届いているんだ。

 D:たしかに、貧富の両極化が中国の一番深刻な問題でしょう。

 Z:そしてずるい。たとえばパソコンや携帯電話など、日本はゼロから始まって、たくさんお金を投入して開発を続けてきたんだ。でも中国はその成果をまねするだけ。

 D:中国は経済的・技術的に遅れているので、ある程度しょうがないじゃないですか。

 Z:それはそうだけど、民間で研究し開発して、独自のものを作ればいいじゃん。でもそれがないんだよ。いつも他人のまねをするだけじゃ、将来自分で作る力がなくなるんだよ。

(4)日本の経済について

 Z:今問題になっているのは、株主という存在だ。昔は経営者・従業員・顧客という三角関係だったが、今は株主というものが入ってきて、ややこしくなってるんだ。経営者は従業員や顧客の意見を考えるほか、株主の都合も考えなければならない。

 株主はリターンさえ多ければいいから、従業員の待遇やお客さんの要求などまじめに考えないんだ。だから経営者の位置づけがおかしくなるわけだ。

 マネーゲームはぜんぜん面白くないよ。やっぱり世の中にないものを創り、それを必要とする人たちを喜ばせるのが一番最高な商売なんだから。

(つづく)

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人生の一課(その1)

 遅れながら、明けましておめでとうございます!あんまり意識してないのは、中国では旧暦の新年「春節」のほうが本物なんだから。

 さて、2008年の初更新をするんで、よろしくね〜

 先日、お見合いの通訳を頼まれた。ある結婚相談所を通して、中国にお嫁さんを探しにきた日本人の男性の通訳だ。実は二年前も一回頼まれたんで、めちゃ面白いバイトだった。

 一人の男性が十人の女性をインタビューし、その中から一人を選ぶのだ。雰囲気をできるだけ和らげながら、お見合いの通訳をすることが僕の役目である。

 まあ、お見合いのことは本文の重点ではないので、省略させてもらおう。

 今日の主役は、この「幸せを運ぶ」使命を背負った結婚相談所M社の社長・ゾンセンさんである。日本最大の和服屋で勤めて三年、そして自分で結婚相談所を創り、今や日本東西で支店を持つようになった。2000年から中日お見合い結婚仲介を始めた。

 通訳が終わったあと、僕はゾンセンさんと二時間近く熱々話し合った。話題は国際結婚に限らず、中日関係や営業の仕事、夢と現実などいろいろ。この会話のおかげで、失業して四ヶ月、窮境に追われつつある僕が希望の光を見出した。

(つづく)

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イル・ジャポネ

 日本で交換留学した時のバイト先を紹介したいと思う。神戸三宮にある「イル・ジャポネ」という日本料理屋である。最初のバイトだし、時間も短くない(6ヶ月近く)ので、すごく印象深かった。

 留学先の神戸大の生協を通して見つけたんだ。面接の光景は今もはっきり覚えている。料理長は僕より一回り上の優しい人で、簡単な質問をしたあと、あっさり受け入れてくれた。ちなみに時給は850円(交通費とマカナイあり)。

 「何か勉強しておくべきものがありますか。」と聞いたが、「いや、それより何もわからない状態で来たほうがいいと思うよ。そしてここで実際に働いて学べばいい。」と料理長が安心させてくれた。

イルジャポネ・Aルーム

>Aルームといったっけ?僕が面接を受けたのはたしかBルームだった

 「いろんな日本人に会えるから料理屋がいいよ。」

 どんなバイトをした方がいいかがわからなくて、中国人の先輩にこう教えてもらった。

 でも実際入ってみたら、日本人の顧客に会うチャンスがあんまりなかった。やっぱり中国人だからホール接客の仕事は任せられないと店が判断したからか、ほとんどの時間はキッチンでウォッシャー(皿洗いだよ)やランナー(料理運び)をさせられた。ちなみに、スタッフは僕以外全員日本人だった。

イルジャポネ・通路

>Bルームとキッチンのハサマ。ここでお茶の準備をするんだ

 メニューを覚えるだけでめちゃ大変だった。料理の名前を見ても何物かさっぱりわからないのがほとんど。実はバイトをやめるまで、揚げ物・煮物・逸品など料理の分類しか覚えてなかった。

 まあ皿洗いだけでなく、料理人さんの手伝いしたり、料理を運んだりもするので、それほどつまらなくはなかった。僕の作ったおにぎりはいつも料理長にほめてもらってるよ。「中国でおにぎり屋を開いたら、俺を雇ってくれ!」とか冗談まじりに言ってたし。

 スタッフは料理人さんを除いてみんなバイトでやってるんだ。後でわかったが、14人の中に神戸大学の学生がなんと五人もいた(僕も含めて)。しかも中の一人は僕と同じ文学部の社会学科で、もう一人は僕と同じ寮の同じフロアで住んでいた。性格はそれぞれだが、みんな親切でやさしいひとだった。いつも緊張しててミスばっかりの僕を責めたりしなかった。


イルジャポネ・カウンター

>カウンターと呼ばれるところ。ここでグラス数十個を一発で壊しちゃった、たくさんのお客の後ろで…

 バイトをやめてからも、当時仲のよかったキリポンくん、ナカニシさんやイシヅカさんなどと連絡を取り続けている。帰国後、料理長が変わったため、客に入りが悪くなり、なんと閉店になってしまったと聞く… 

 記念として、今もネットで公開されているお店の紹介文をここに貼らせてもらおう。

 
 il Giappone 三宮本店 店舗データ

 風流な空間でお酒と創作料理に舌鼓

 ガラス張りの中庭に滝、と料亭のような佇まい。全席掘りごたつ式の座敷でくつろぎながら味わえるのは、季節を感じる素材をふんだんに使い、見た目にも美しい和風創作料理。おいしい地酒や焼酎、ワインなど充実のアルコールと共に、旬な味が堪能できる。


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